業務内容
大切な財産であるマンションも、いつか、そして必ず、老朽化する日が訪れます。
老朽化したマンションは単に使いにくいだけでなく、耐震性などの安全面にも不安を抱えています。
しかし、マンションの大規模な修繕や建替えを実施するためには、所有者の多数の合意が必要です。
マンション建替えを進めるためには、多数の区分所有者の中の最大公約数を「発見」し、目標への道筋を描き、さらに問題や課題をいち早く見つけて的確な判断を行い、建替事業を完成へと導く「ナビゲーター」が必要です。
シティコンサルタンツは、マンション建替えを進めるために「コミュニティを再生し、未来に向かって安心で安全な生活ができる環境」を提案することをめざします。
建替えを行うか否かは、大規模修繕との比較によって考えるべき問題だと思います。
大規模修繕と比較した場合、建替えのメリットはなんと言っても今のマンションが最新のマンションに建替わることです。大規模修繕では分譲当時の状況に近づけることは可能ですが、それ以上にエレベーターをつける、部屋を広くする、耐震性を高めるなどマンションの現状を抜本的に変えることには限界があります。もっとも、このような問題は今のマンションの現状や必要な費用とも関わる問題で、単純に答えを出すことはできません。
建替えには修繕に比べて必要な費用がより多くかかる可能性があり、工事期間中は引っ越して仮住居で生活することが必要になります。そして多くの場合、好む好まざるに関わらず現在の住環境に大きな変化が生じることになります。
円滑化が誕生してからは区分所有法で法定建替え決議を行い、円滑化法にしたがって組合を設立して事業を行う方式が一般化しつつありますが、各方式にそれぞれに特徴があります。事業参加者の数、管理組合としての活動実績、リーダーの存在なども勘案し、十分な時間をかけて検討すべき問題です。
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