業務内容

マンション建替事業

コミュニティの再生から未来へ

大切な財産であるマンションも、いつか、そして必ず、老朽化する日が訪れます。
老朽化したマンションは単に使いにくいだけでなく、耐震性などの安全面にも不安を抱えています。

しかし、マンションの大規模な修繕や建替えを実施するためには、所有者の多数の合意が必要です。
マンション建替えを進めるためには、多数の区分所有者の中の最大公約数を「発見」し、目標への道筋を描き、さらに問題や課題をいち早く見つけて的確な判断を行い、建替事業を完成へと導く「ナビゲーター」が必要です。

シティコンサルタンツは、マンション建替えを進めるために「コミュニティを再生し、未来に向かって安心で安全な生活ができる環境」を提案することをめざします。

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1. 建替事業を成功に導くために大切なこと

1.できるだけオープンな意思決定
建替え問題については、権利者の皆さんの間で問題意識の深さや方向に大きな差があります。そのため、皆さんで決定しなければならない大切な意思決定を急ぎすぎると意見の相違が感情的な対立に発展しかねません。特に、個人の価値観や利害にも関わるデベロッパー選びにおいては、感情的な溝が生まれるケースが少なくありません。
事業経験があり、中立な立場であるコンサルタントの意見等を参考にし、オープンな場で議論をしながら意思決定することが望ましいと思われます。
2.早い段階で課題を洗い出し、対応できる体制をつくりあげること
建替えは人生最大の決断といっても過言ではありません。資金のこと、仮住居のこと、財産の保全のことなど考えればたくさんの不安と背中合わせです。特にご高齢の権利者の方にとってはできればこのままでいたいというのが本音かもしれません。だからこそ、できるだけ早い段階でそれぞれが持つ不安な事柄を洗い出し、その内容を互いに理解し、共有した上で専門家を交え、解決方法を考えていくことが必要です。不安を残したままではスムーズな合意形成はできません。
3.みんなが80%の満足をめざすこと
年齢や収入、健康状態など千差万別の条件をもった皆さんが同時期に大きな決断をしなければならないのが建替えです。それぞれが100%の満足を目指したのでは合意は成り立ちません。今のままの5年後、10年後を想像し、少しずつ譲り合える関係をつくることが大切です。

2. マンション建替事業を進めるために必要な技術

マンションの建替事業は一般的な新築マンションの開発事業とは大きく異なります。むしろ、従前からの権利者の皆さんがまちづくりの一環として、敷地を共同化して行う「再開発事業」によく似ているといわれます。私たちは、このようなマンション建替事業を円滑に進め、事業を実現していくために以下のような能力や技術が大切であると考えます。

3. マンション建替えの豊富な実績

上記に上げたさまざまな技術や能力は、私たちが再開発事業コンサルタントとして豊富な経験や技術をもとに、数多くのマンション建替事業に関わり、権利者の皆さんと試行錯誤を繰り返しながら培ってきた独自のノウハウであると思います。私たちは、権利者の皆さんの立場になって、将来発生するかもしれない問題を事前に予測し、適切な対応をとることがコンサルタントの果たすべき最大の使命であると考えています。

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